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5.0点5.0点 (採点:1人)

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投稿者: ベル(37)  最近の編集者: ベル(37) 【編集者履歴

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基本情報

ジャンル
製作国 ドイツ
配給会社
上映時間
上映年
出演者・製作者 【編集】 監督:オリバー・ヒルツェビゲル
俳優:オリバー・ストコフスキー(シュッテ囚人番号82)
俳優:クリスチャン・ベンケル(シュタインホフ囚人番号38)
俳優:モーリッツ・ブライブトロイ(タレク囚人番号777)

評価・レビュー数グラフ

評価平均

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レビュー数

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あらすじ

ある大学の実験で2週間の間、模擬刑務所で看守役と囚人役を新聞広告で募集する。高額な報酬目当てで20人の人が応募。みんなごく当たり前の人間。
主人公はタクシーの運転手をしているが、元は記者。これは特ダネに違いないと飛びつく。
そして実験開始。主人公は囚人役を演じることになる。
しかし、演じていたはずなのに・・・・どんどんと行動がエスカレートしていく。


最新のレビュー情報

ドイツ映画.. 

ベル
ストーリー 5点
映像 5点
音楽 5点
オリジナリティ 5点
満足度 5点
5.0点 5.0点

【感想】
ドイツ映画です。

怖かったです。変なホラー映画よりずっと怖い。
人は与えられた役割を演じていくうちに、その役になりきってしまうのですね。看守役は囚人を統率しようとして、色々な手立てを考え始める。
囚人は初めはゲームと思っていても、そのうち卑屈になっていく。
いつこのゲームが終わるのか。14日間だったはずなのに、永遠に続きそうなそんな気がしてくる。
ここから出ることは出来るのか・・・・本当に怖かったです。

囚人達は、ずっと牢の中。看守達は牢のセットがある大学に家から通う形になっていたと思う。
看守達は現実の自分と実験における自分の役割をハッキリ分けることが出来る瞬間があったはず。
でも、彼らは、自分が有利に支配者になれる実験の仮想現実?に酔ってしまうのですね。
そういう人間心理がまた恐かったです。
またこれほどまでに後味が悪い映画も珍しいです。


(追記)
上の部分は映画を見たばかりのときに書いたものです。

この映画はアメリカ、スタンフォード大学で行われた「スタンフォード監獄実験」という心理学の実験を元に描かれたものです。
同じように新聞広告を出し、応募してきた中から11人に看守、10人に受刑者を演じてもらう頃になりました。
映画では看守によるリンチなどもありましたが、現実でも囚人役に屈辱感を与えるために、素手によるトイレ掃除や靴磨きをさせ、とうとう暴行に至ったようです。
映画は、かなり忠実に描かれているということですね。

実験は実際の監獄でカウンセリングを行っている牧師により、かなり悲惨なものだと家族達へ報告が入り、家族は弁護士と共に実験中止を訴え、やっと中止にりました。
この実験により、10年近く被験者たちのカウンセリングが行われました。
10年もかかるくらいの心の痛手を負った人々がいるということです。

役割を演じているはずが、いつの間にかその役に飲まれてしまう。
普通の人間が、いつのまにかサディストに変わって行く様が、この映画ではよく分かります。
ホラー映画に出てくる幽霊やモンスターより、人間が一番恐いというのがよく分かる映画でした。

2008.01.22 23:50 投稿者:ベル

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