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昼行灯さんの投稿した評価・レビュー

リバイバル.. 

ストーリー 5点
映像 5点
音楽 5点
オリジナリティ 5点
満足度 5点
5.0点 5.0点

リバイバル上映の機会がめぐってきたので、ユーロスペースのレイトショーで入江悠監督の『SR サイタマノラッパー』鑑賞。

イタくてダサくて正しいラッパー(志望)映画。
ニートのくせに、ニート特有の「心の叫び」にすらならないぬるま湯でのタワゴトを徹底的に暴き出す。そしてその先にある「ソウル」が、アスファルトで朽ちるように咲く雑草のごとく顔を見せる。
ブラボーな佳作。

上映後、監督を交えてのライムスター宇多丸さんのトークショー&フリースタイルも面白かったので大変満足。

みひろ、やっぱ上手いなぁ。もっと映画に出てほしい。

2009.06.29 17:24

観てから... 

ストーリー 4点
映像 4点
音楽 4点
オリジナリティ 4点
満足度 4点
4.0点 4.0点

観てからもうだいぶ時間が経ってしまったが、横浜聡子監督の新作『ウルトラミラクルラブストーリー』を鑑賞。

よく見かけるレビューにあるとおり、『ウルトラ〜』は確かにシュールな映画だけど、シュールレアリスムではないと思う。
エキセントリックな人物のエキセントリックな振る舞いによって、青森の小農村という果てしなくリアリズム的な空間から異相が見え隠れするのだ。
いわば変装的リアリズムの映画…なのではないか。

それにしても、麻生久美子は相変わらず素晴らしいですね。

2009.06.29 17:19

金子雅和監督... 

ストーリー 4点
映像 4点
音楽 4点
オリジナリティ 4点
満足度 4点
4.0点 4.0点

金子雅和監督の『すみれ人形』(2007)+短編映画2本の特別上映をレイトショー鑑賞(at 渋谷のUPLINK FACTORY)。
男同士の会話場面になると演劇的な台詞回しなど自主制作映画的な自意識がちょこっと鼻につきはしましたが、現実の肌触りを希薄にさせる寓意的なロケーションの数々(廃墟やストリップ小屋、閑散とした森や幽玄的な峡谷)や独特の構図、身体的欠損へのフェティシズムとその欠損を歪んだ欲望によって補完しようとする異形の愛の物語など、作り手の独特な美感と嗅覚を感じました。
本作の白眉は、右腕のない美しいストリッパーと、右腕だけを残して行方不明になった妹の幻影を彼女に見出す青年による、妖しくも背徳的な二人羽織のショー。女の首筋や鎖骨にうっすらにじんだ汗を、背後からハンカチで拭う青年の滑らかな手つきが何ともエロティックでした。

併映された短編「鏡の娘」と「こなごな」も面白く、とりわけ「鏡の娘」の母と娘による補完的な関係性にもやはり狂気が宿ってました。

【http://www.sumiredoll.com/】

2009.06.10 14:55

先週、... 

ストーリー 5点
映像 5点
音楽 5点
オリジナリティ 5点
満足度 5点
5.0点 5.0点

先週、吉祥寺のバウスシアターで開催中の【爆音映画祭'09】でレイトショー鑑賞した『こおろぎ』(2006)について何か書いてみたいけれど、何を書いていいかわからないまま無為に日々が過ぎていきます。
青山真治の作品なのに、なぜいまだ一般公開されないのか不思議。確かに意欲的だし実験的な作風ではあるけれど。
キャリア最高に美しく艶かしい鈴木京香を見ているだけでも充分豊かな「映画体験」に成り得る稀有なフィルムなので、ぜひとも一般公開してほしいです。再度観に行きたいし。

2009.06.07 04:30


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